おしゃれな注文住宅を実現するポイントは?注意点もわかりやすく解説
注文住宅を検討するのであれば、自分が理想とする”おしゃれな家”に仕上げたいと考えるオーナーは少なくありません。
しかし、”おしゃれ”といっても基準は多くあり、どのように家づくりを進めれば実現できるのかを明確にイメージすることは困難といえるでしょう。
そこでこの記事では、おしゃれな注文住宅を建てるためのポイントや注意点を解説します。
おしゃれで機能性のある注文住宅を検討している人は、ぜひ本記事を最後までお読みください。
【この記事でわかること】
● おしゃれな注文住宅を実現するポイント
● おしゃれな注文住宅を建てる際の注意点
● アイムの家の特徴
【部分別】おしゃれな注文住宅を実現するポイント
おしゃれな注文住宅を実現するためには、家の各箇所にこだわる必要があります。ここでは、おしゃれな注文住宅を実現するためのポイントを、部分別に解説します。
- 外観
- 外構
- 内装
- 間取り
- 窓
- キッチン
- リビング
- 照明
- 階段
順番に見ていきましょう。
外観
外観は住宅の印象を決める重要な部分です。おしゃれな外観を意識することで、注文住宅のステータスを大きく上げられるでしょう。
おしゃれな外観にするためには、外壁の質感や色にこだわることが重要です。
たとえば、面積の広い部分だけを漆喰(しっくい)にして個性の強い外壁にしたり、木目調とダークカラーの2色でツートンカラーにしたりなどがトレンドです。
このように、外壁材とカラーバリエーションの選択によって、外壁をおしゃれにできます。
外構
フェンスやコンクリートブロック、アルコーブなどのデザインに統一感をもたせることで、おしゃれな外構に見せられます。
そのため、ガーデン調やクラシック調など、家族がもっとも納得できる外構のイメージを共有し、計画を進めましょう。
内装
内装をおしゃれに見せるには、スッキリした内装を意識することがベースとなります。そのためにも、収納スペースを増やし物が溢れない設計にすることが重要となるでしょう。
また、壁紙は最も面積の大きい部分やキッチンカウンターの下側、キッチンの裏側にアクセントクロスを採用し、2色で構成することでメリハリのついた内装にできます。
カラーアクセントによっておしゃれな内装を演出する場合、印象がぼやけないようにするためにも、内装に3色以上は使わないようにしましょう。
間取り
スキップフロアや吹き抜け、天井窓、小上がりの和室など、空間をうまく活用すると間取りはおしゃれになります。
これらの間取りは、おしゃれなデザインを実現するだけでなく、目に見えない収納スペースも増やすため、おすすめです。
窓のサイズを変えると部屋の印象を大きく変えられます。
たとえば、大きな窓を1つ設置した場合、ダイナミックかつ広い間取りに見えるでしょう。一方、大きな窓ではなくスリット窓を連続して設置した場合は、スタイリッシュな間取りになります。
このように、家屋全体と調和する窓を選択すると、おしゃれな印象になります。
キッチン
おしゃれなキッチンは各メーカーから公開されていますが、アイランドキッチンやI型の大型キッチンは展示場にあるようなキッチンと同型である場合が多く、キッチンスペースを広くできるため、おしゃれな空間となります。
また、キッチンの裏側にある壁を調理器具掛けとして活用することで、一味違った空間を演出できます。
ただし、キッチンをおしゃれに見せるためには、作業スペースに物が溢れないように工夫する必要があり、注意しましょう。
リビング
リビングは内装と同じく、収納スペースを増やすことと空間を意識しスッキリした間取りにすることで、おしゃれなイメージを与えられます。
また、ダイニングテーブルやソファ、カーテンなどの色を統一したり照度が近いカラーを選んだりすることで、まとまりのあるリビングに見せられるでしょう。
照明
照明は、明るさだけでなく光の色やデザインで、部屋のイメージを大きく変えられます。
たとえば、暖色系の照明を使うと暖かい印象の部屋になり、間接照明を置くとおしゃれな空間になるでしょう。
おしゃれな家にするためには、照明は重要なポイントだといえます。
階段
階段は、一般的なボックス階段ではなく、下側が空いているスケルトン階段がおすすめです。
なぜなら、スケルトン階段であればボックス階段のような閉鎖的で重苦しい印象を与えることがなく、窓を設置することで階段の周辺を明るい場所にできるからです。
また、リビングイン階段はステップや手すりをおしゃれなアクセントにできるため、おすすめです。
おしゃれな注文住宅を検討する際の注意点
おしゃれな注文住宅を検討する際にはいくつか注意点があります。
- 優先順位を決める
- 予算オーバーに注意する
- 家事動線を意識する
- しっかりと収納スペースを設ける
- 色に統一感を持たせる
- 素材は実物を確認する
- 生活に必要な箇所は機能性を意識する
ここでは、注文住宅の間取りを設計する際の上記7つの注意点を解説します。
優先順位を決める
注文住宅をおしゃれにするポイントを全て採用することは困難であり、家全体のバランスが崩れかねません。
また、おしゃれにすることを意識するあまり、機能面を重視せずに後悔してしまうケースは多くあります。
家全体の統一感が損なわれないように意識し、機能面も考慮しながら優先順位を決めることが重要です。
予算オーバーに注意する
おしゃれな壁紙や家具は無限にありますが、予算は有限です。つまり、予算オーバーにならない範囲でおしゃれに見せるポイントを選択する必要があります。
そのためにも、前述した優先順位決めは”コスト”も踏まえて検討し、十分に吟味した上で採用することが重要です。
家事動線を意識する
家屋内をおしゃれにすると気分よく生活できます。
しかし、家族がぶつかりやすい生活動線や家事に時間がかかってしまう間取りになってしまった場合、ストレスを感じる家になってしまいます。
このような失敗をしないためにも、効率の良い動線確保とおしゃれを両立できる間取りを目指しましょう。
しっかりと収納スペースを設ける
収納スペースを多く設けることで、片付けがしやすくなりすっきりした家屋となります。
このような家屋であれば、インテリアを置いても雑然とすることがなく、バランスの良いリビングや居室にできるでしょう。
収納スペースが多いことは、おしゃれな注文住宅にするためにも重要だといえます。
色に統一感を持たせる
さまざまな色が混在する家よりも、単色やツートンカラーなどで統一されている家のほうが、おしゃれに見える傾向があります。
特に外観については、2色以下で統一するとスタイリッシュなイメージを持たせられるため、おすすめです。
素材は実物を確認する
外壁材やインテリアなどはインターネットでも購入できますが、ショップで実際に確認しイメージ通りかどうかを知っておくことが重要です。
少しの質感や色の違いで家全体のバランスが崩れることもあり、思い描いたデザインにならないケースがあるからです。
そのため、失敗や後悔をせずにおしゃれな注文住宅を建てたいのであれば、必ず素材は実物を確認しましょう。
生活に必要な箇所は機能性を意識する
おしゃれな素材や配置にこだわったとしても、住んでみて効率が悪いと感じるのであれば、結果的にストレスの溜まる家になってしまいます。
そのため、掃除のしやすい家具や料理しやすい調理器具など機能性を優先すべきポイントと、おしゃれにしたいポイントを使い分けることも、重要です。
おしゃれな注文住宅を実現するならアイムの家
アイムの家は、コーディネーターと共にオーナー様が目指す”おしゃれな家”を実現している建築会社です。
公式サイトにはさまざまな建築事例があり、重量感のある外観やカフェスタイルの内装など、お客様に寄り添いながら最適なプランをご提案しています。また、おしゃれなだけでなく、太陽光発電や効率の良い間取りプランなど機能面も充実しています。
宮城県で機能性に溢れておしゃれな注文住宅を検討している人は、ぜひ一度アイムの家へご相談ください。
実例紹介|仙台、宮城の完全自由設計の新築注文住宅「アイムの家」 |
おしゃれな注文住宅に関するよくある質問
ここでは、おしゃれな注文住宅に関するよくある質問を紹介します。
- 高級感のある家の外観はどのようなもの?
- 2023年における住宅外観のトレンドは?
- センスのいい家の外観を実現するにはどうすればいい?
上記3つの質問に順番に回答します。
高級感のある家の外観はどのようなもの?
ストーン調や木目調をアクセントとした、全体的にダークな印象でまとめた外観の家は、重厚感がある印象を与えられます。一方、白に近いカラーを選択した場合は優雅な印象になります。
このように、どちらを選択しても高級感を演出しやすいため、好みの外観で検討しましょう。
2023年における住宅外観のトレンドは?
2023年の住宅外観トレンドは、ツートンカラーや片流れの屋根を使った重量感のある形状だと推測されます。特に、単色ではなく2色使用している家は増加しており、外観をおしゃれに見せる王道ともいえます。
また、2022年は以下のようなスタイルが外観トレンドでした。
テイスト | 特徴 |
シンプルモダン | ● モノトーンを中心とした配色
● スクエアなど直線的ですっきりとしたデザイン ● 片流れやフラットなどシャープなフォルムの屋根 |
シンプルナチュラル | ● 暖かみのある木目
● 白やベージュなどの明るめの配色 ● やわらかくほっこりとした雰囲気 |
和モダン | ● 日本らしい和風の要素に現代的なスタイリッシュさをプラス
● モノトーンやアースカラーなど自然に馴染む配色 ● 瓦や木材などの和素材を取り入れ気軽に和の雰囲気を楽しめる |
南欧テイスト(プロバンス) | ● 外壁は白、アイボリー、ベージュ、ライトブラウンのレンガ柄やストーン柄
● 瓦はオレンジやブラウンのスパニッシュ瓦 |
アメリカン | ● 外壁は白やグリーン系、イエロー系の明るいトーン
● 屋根はグレー、ダークグレー、ブラウンなどのスレート屋根が主流 ● ハンドメイド感のあるカントリーらしい雰囲気たっぷりのアメリカンテイスト |
※参考:住宅外観デザインのトレンドを押さえて、おしゃれなマイホームをつくろう!│suumo
おしゃれな外観を目指したい人は、ぜひこれらのトレンドも取り入れてみてください。
センスのいい家の外観を実現するにはどうすればいい?
センスのいい家の外観を実現するには、自らカラーコーディネーターの資格を取りセンスを磨くという選択肢があります。しかし、時間や手間だけでなく費用もかかるため、現実的とはいえません。
そこで、多くの建築事例を確認しおしゃれだと思う外観を模倣することが、センスのいい家の外観を実現する近道です。
まずはおしゃれな外観の情報収集を進めることが重要といえます。
注文住宅をおしゃれで機能性のある家にしよう
注文住宅を建てる際には、おしゃれに見せるポイントを押さえ優先順位を明確にしましょう。
そして、見た目だけでなく機能性に優れていることも重要です。
アイムの家では、多くの建築事例を紹介しており、おしゃれな外観や内装を幅広く把握できます。おしゃれな家を実現させたい人は、ぜひ一度アイムの家にお問い合わせください。
資料請求・お問い合わせ|仙台、宮城の完全自由設計の新築注文住宅「アイムの家」 |
※金利や制度は2023年7月時点のものです
コラム監修者情報
木場昌也
二級建築士/ 1級施工管理技士
【現場管理】注文住宅・店舗 110棟
【販売】注文住宅 79棟
入社歴23年。8年現場監督経験を経て営業職に。
震災後は県内の品質管理、着工数の平準化を図るため工事管理職に従事。また注文住宅の安定供給、品質賞の受賞に携わる。
その後、ZEH普及、高気密・高断熱商品の開発、販売、店長職を兼任。