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新築住宅におけるリビングの失敗事例4選!おしゃれに見せるポイントも

新築住宅におけるリビングの失敗事例4選!おしゃれに見せるポイントも

この記事では、新築住宅のリビングにおける失敗事例やおしゃれに見せるポイントを解説します。

リビングは生活の中心であり、普段の生活において重要なスペースです。そのため、新築住宅購入の際にリビングで悩む人も多くいるでしょう。

ここでは、新築住宅のリビングで起こりがちな失敗事例や対策、リビングをおしゃれに見せるポイントを解説します。新築住宅のリビングで後悔したくない人は、理想のリビングを実現させるために本記事を参考にしてください。

【この記事でわかること】

● 新築住宅のリビングで後悔した事例

● 失敗しないための対策

● リビングをおしゃれに見せるポイント

新築住宅のリビングで後悔した失敗事例4選

新築住宅のリビングにおける主な失敗事例として、下記の4つが挙げられます。

  • リビングが思ったより狭かった
  • 収納が足りなくて物がよく散らかった
  • リビングが暗かった
  • 内装のテイストが合っていなかった

それぞれ詳しく解説します。

リビングが思ったより狭かった

新築したばかりの頃は十分に広いと感じていたリビングでも、ソファやテーブルなどを設置すると、想像より狭く窮屈に感じる場合があります。

リビングは、家族が最も集まりやすい憩いの場です。リビングが窮屈だと、家族が集まらず団らんしにくい住まいになってしまうおそれがあります。

また、リビングには生活のしやすさと憩いやすさの両方が求められます。リビングが狭いと家全体を狭く感じてしまい、家ではゆっくりくつろげないと思ってしまうでしょう。

収納が足りなくて物がよく散らかった

収納が足りなくて物がよく散らかってしまう失敗もよくあります。

基本的に、住まいの中で最も大きなスペースを取るのがリビングです。雑誌や新聞、アイロン、救急箱など、リビングに置いておきたいものは多くあるでしょう。リビングの収納が少ないと、収納家具が必要になりリビングを狭くする要因になります。

また、収納が少ないと物がよく散らかり、リビングに落ち着かない雰囲気が出てしまうおそれがあります。

リビングが暗かった

リビングの広さに合った照明を選ばなかったために、リビングが非常に暗くなるケースがあります。照度が足りないだけであれば、照度の高い器具を設置すれば問題が解決できます。

しかし、リビングの広さに対して照明の数が足りない場合、リビング全体が暗く感じられるでしょう。明るすぎるのも問題ですが、リビング全体が暗いと、家族団らんのスペースであるリビングでリラックスできない場合があります。

内装のテイストが合っていなかった

新築住宅のリビングにおける失敗事例には、内装のテイストが合っていないことも挙げられます。前述の通り、リビングは住まいの中で最も大きなスペースを占める部屋です。

リビングのテイストが自分たちのイメージに合っていないと、統一性がなくバランスが悪くなり、落ち着かない雰囲気ではなくなってしまうでしょう。

新築住宅のリビングで失敗しないための対策

ここでは、リビングの失敗事例を踏まえた以下4つの対策を解説します。

  • 生活動線を考えて設計する
  • 収納やデッドスペースを活用する
  • 窓を多く設置する
  • 照明や壁紙などの雰囲気を合わせる

それぞれ詳しく説明するので、ぜひリビングづくりの参考にしてください。

生活動線を考えて設計する

リビングは住まいの中心に配置されるケースが多く、いくつかの部屋と隣同士になっているため、リビングの配置を決める際は生活動線を意識することが大切です。

それぞれの部屋の位置が生活動線に悪く影響しない配置にしておくと、日々の生活が過ごしやすくなります。

収納やデッドスペースを活用する

収納したいものが多い場合は、収納やデッドスペースを活用しましょう。

収納が活用され、なるべく物が散らかっていないリビングは、スッキリしていてリラックスしやすい環境です。収納が足りない場合は、デッドスペースに収納家具を配置すると、生活動線を邪魔することなく全体が片付きます。

リビングでのデッドスペースの例として、ソファや椅子などの下やリビングの角が挙げられます。

窓を多く設置する

窓を多く設置するのもおすすめの対策です。リビングに窓が多く設置されていると、日中は照明を使わずに自然光で気持ちよく過ごせます。

また、窓から入る風で心地よさを感じられ、夏の暑さも和らぎます。自然の光と風を取り入れるために、窓をリビングに多く設置するとよいでしょう。

照明や壁紙などの雰囲気を合わせる

照明や壁紙などのデザインに統一感があると、リビング全体の雰囲気が合っておしゃれに見えるでしょう。家具を置く前からリビングに統一感がないと、家具選びや配置が難しくなります。

また、内装のテイストが合わず、落ち着かないリビングになる場合があります。

照明や壁紙の統一感を持たせることで、家具とのバランスもとりやすく、イメージに近いリビングを実現しやすくなるでしょう。

新築住宅のリビングをおしゃれに見せるポイント

さらにリビングをおしゃれに見せたい人に向けて、取り入れたいポイントを4つ解説します。

  • 吹き抜けで開放感を演出する
  • リビング階段でスペースを広く取る
  • さまざまな収納アイデアを考える
  • 照明選びでリビングの印象を変える

それぞれ説明するので、ぜひおしゃれなリビングの実現のために取り入れてみてください。

吹き抜けで開放感を演出する

吹き抜けを採用すると、開放感が出て部屋全体が明るくなり、風通しもよくなります。リビング全体をおしゃれで広く感じられるデザインにしたい人にも、吹き抜け仕様がおすすめです。

デメリットとしては、天井までの吹き抜けの場合は暖房が効きにくい点が挙げられます。暖房のための余計な電気代がかかる要因になるため、吹き抜けのリビングは寒さと電気代に注意しなければなりません。

リビング階段でスペースを広く取る

リビング階段でスペースを広く取ることで、おしゃれに見えるようになるでしょう。

リビングに階段を設置すると、2階に上がるときに必ず家族の側を通るため、コミュニケーションを取りやすくなります。

また、階段とリビングが同じスペースにあるため、あまり広くない敷地でもリビングを広く取れます。

しかし、階段があるため、吹き抜け同様、冷暖房のなかでも特に暖房が効きにくい点がデメリットといえるでしょう。

さまざまな収納アイデアを考える

収納アイデアを考えて工夫すると、リビングをおしゃれな空間にできます。

例えば、壁面収納は、小物を片付けられるだけではなく、天井から床までを有効活用できるため便利です。また、小上がりに収納を設けると、小さな子供のおもちゃや本などを片付けられるため、全体的にすっきりとします。

ただし、小上がりに収納を設置する際は、小上がりはバリアフリーに向かない点や収納を開けるスペースが必要である点を考慮しなければなりません。

照明選びでリビングの印象を変える

デザイン性の高い照明を設置すると、印象が一気に変わります。

例えば、アジアン調の照明からヨーロピアン調の照明に変更するだけで、リビング全体のイメージが全く違うものになるでしょう。

また、調光・調色タイプの照明を設置すると、シチュエーションに応じた明るさや色を選択できます。照明は、おしゃれなリビングづくりに欠かせません。

新築住宅のリビングでおすすめの間取り

ここでは、新築住宅のリビングでおすすめの間取りを解説します。

  • リビングとダイニングが別々の間取り
  • リビングとダイニングが一体型の間取り

ぜひリビングの間取り選びの参考にしてください。

リビングとダイニングが別々の間取り

リビングとダイニングを分けると、食事する場所とくつろぐ場所が分けられます。

リビングとダイニングが一緒だと、食事後にそのままダイニングでダラダラしてしまうケースがあるでしょう。

リビングとダイニングを分けると、食事する場とくつろぐ場で雰囲気が変わるため、過ごしやすくなります。

リビングとダイニングが一体型の間取り

リビングとダイニングが一体になっているタイプは、一般的な住まいの間取りでよく取り入れられています。

1つの空間にリビングとダイニングがあるため、リビングが広く、統一感も感じられます。キッチンから食事を出しやすく効率的に動けることも、一体型の間取りの特長です。

新築住宅のリビングに関するよくある質問

ここでは、新築住宅のリビングに関するよくある質問に回答します。

  • リビングのスペースにおいて20畳は広い?
  • リビングが広すぎるデメリットは?
  • 縦長のリビングは使いにくい?

新築住宅のリビングづくりの参考にしてください。

リビングのスペースにおいて20畳は広い?

リビングが20畳で広いかどうかは、家族の人数に大きく影響します。親子3名程度の家族世帯なら非常に広く感じ、4人家族ならばちょうどよく感じるでしょう。

とはいえ、20畳のリビングであれば全体的に狭いと感じることはないといえます。

リビングが広すぎるデメリットは?

リビングが広すぎるデメリットとして、冷暖房の電気代が高額になってしまう点が挙げられます。

広ければ広いほど熱効率が悪くなるため、快適な温度になるまである程度の時間を要してしまい、電気代が高額になりやすいといえます。

縦長のリビングは使いにくい?

縦長のリビングは、若干使いにくさを感じるでしょう。外からの光がリビング全体に届きにくい点や、生活動線が確保しにくい点などのデメリットがあります。

ただし、工夫次第では縦長でも部屋を広く感じられ快適さが増すでしょう。

例えば、ローサイズの家具を使い空間にゆとりを見せる方法や、収納付きの家具を設置して全体をすっきりさせる方法などがあります。

新築住宅のリビングは失敗事例を参考にしよう

リビングは家族が最も集まる憩いの場所です。リビングづくりを失敗したと感じると、ほかのどの部屋より後悔してしまうでしょう。

リビングは、十分な広さを取って生活動線を考えたつくりにするなど、いくつかの工夫で一気に快適さがアップします。

この記事で解説した失敗事例や対策、おしゃれなリビングづくりのポイントなどを参考に、理想のリビングの実現を目指しましょう。

アイムの家では、新築住宅のリビングの間取りをお客様に寄り添いながら提案いたします。家づくりを検討しているものの、快適なリビングの作り方に不安がある人は、ぜひ一度アイムの家にご相談ください。

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※金利や制度は2023年6月時点のものです

コラム監修者情報

木場昌也

二級建築士/ 1級施工管理技士
【現場管理】注文住宅・店舗 110棟
【販売】注文住宅 79棟

入社歴23年。8年現場監督経験を経て営業職に。
震災後は県内の品質管理、着工数の平準化を図るため工事管理職に従事。また注文住宅の安定供給、品質賞の受賞に携わる。
その後、ZEH普及、高気密・高断熱商品の開発、販売、店長職を兼任。

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