新築の引っ越し前のやることリスト!入居前の各種手続きや準備を解説
新築戸建てに引っ越したあとは、慣れない環境でしばらく生活することになるため、引っ越し前の様々な準備や手続きが重要です。
そこで、この記事では新築に引っ越しする前にどのようなステップがあるのかを踏まえ、必要な準備や手続きを解説します。
これから新築に引っ越す人や新築の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 新築に引っ越しする前にやっておくべき手続きと準備 ● 新築に引っ越すための手順 |
新築の引っ越し前のやることリスト一覧表
新築に引っ越しする前にやっておくべきことは、以下の通りです。
詳細は次章から解説するので、まずはどのような項目があるのかを確認しましょう。
項目 | やることリスト |
各種手続き | 現在の物件における解約手続き |
各種手続き | 子供の学校関連における手続き |
各種手続き | ライフラインに関する手続き |
各種手続き | 役所で実施する手続き |
各種手続き | 自動車・バイクなどの手続き |
各種手続き | その他の手続き |
必要な準備 | 不用品の処分 |
必要な準備 | 家具や家電の配置決め |
必要な準備 | 近隣住民への挨拶 |
必要な準備 | 新居の換気や掃除 |
必要な準備 | エアコンの取り付け |
新築の引っ越し前のやることリスト1.各種手続き
この章では、新築に引っ越しする前にやっておくべき、各種手続きについて解説します。
- 現在の物件における解約手続き
- 子供の学校関連における手続き
- ライフラインに関する手続き
- 役所で実施する手続き
- 自動車・バイクなどの手続き
手続きは日常生活に深く関わるため、漏れがあると引っ越し後の支障となりかねません。スムーズな新生活を迎えるためにも、各手続きを完了し引っ越しができるように準備しましょう。
現在の物件における解約手続き
賃貸は退去日が家賃の発生日となるケースが多いため、なるべく早めに進めることが重要です。
また、退去前には家屋内の退去時チェックを受けたり、管理会社への連絡などの手続きが必要となったりなどが発生するため、事前に必要事項を確認しましょう。
子供の学校関連における手続き
子供の転校手続きは、まず現在住んでいるエリアの市役所と通学している小学校に引っ越しする旨を伝え必要書類を入手し、その後転校先に書類を提出する流れです。
市役所で入手できる転出学通知書と入学通知書は当日入手可能ですが、小学校で入手する転出学通知書は数日発行に時間がかかります。
そのため、あらかじめ小学校へ連絡することをおすすめします。
ライフラインに関する手続き
電気や水道など、ライフラインの手続きは非常に重要です。
水道は不動産会社が変更手続きしてくれますが、その他の電気やインターネットの回線手続きは自ら対応しなければなりません。
したがって、スムーズに新生活をスタートできるように準備しておきましょう。
また、引っ越ししたエリアが下水工事している場合、受益者負担金の支払いが発生するので、あらかじめ確認することをおすすめします。
役所で実施する手続き
引っ越し先によって市役所が変わる場合、引っ越し前の市役所で転出届を提出し、新居がある地域の市役所で転入届を提出しましょう。
また、国民健康保険の資格喪失手続きと印鑑証明書の登録変更も、同時に手続きしておくことがおすすめです。
自動車・バイクなどの手続き
引っ越し先が別の市区町村の場合、自動車とバイクは廃車手続きとナンバー返却が必要です。
それぞれの手続きは、引っ越し先の市役所と陸運局で行う必要があるため、事前に手続き完了できるよう日程を調整しましょう。
その他の手続き
前述した手続き以外にも、主に以下の各種手続きなどがあります。
- 郵便物の転送
- 固定電話の解約と契約
- 保険書類の住所変更
- 児童手当の手続きなどがあります。
上記もすぐに手続きすることで、不備やトラブルを未然に防げます。
新築の引っ越し前のやることリスト2.必要な準備
前章では、引っ越し前に済ませるべき手続きについて解説しましたが、それ以外にも必要な準備があります。
- 不用品の処分
- 家具や家電の配置決め
- 近隣住民への挨拶
- 新居の換気や掃除
- エアコンの取り付け
手続きと同時に進行できる内容が多いため、家族と手分けして新生活の準備ができるよう、確認することをおすすめします。
不用品の処分
引っ越す前に不用品を処分することで、引っ越し業者に依頼する量が減り、費用を抑えられます。
また、新居で荷物を開封する工数も減らせるため、引っ越し前には必ず不用品を処分しておきましょう。
家具や家電の配置決め
家具や家電の配置を引っ越し前に決めておくことで、引っ越し当日の作業をスムーズに進められます。
したがって、最低でも冷蔵庫やテレビ、ダイニングテーブル、リビングソファの位置は決めておきましょう。
近隣住民への挨拶
引っ越し前に、新居周辺の近隣住民に挨拶しておくことで、引っ越し時のトラブルを大きく減らせます。
近隣住民にとっては、どのような人が引っ越してきたのかが分からず、中には警戒されるケースもゼロではありません。
また、引っ越し業者のトラックが作業するために道路を塞いでしまうと、多少なりとも近隣住民の生活に影響を与えることになります。
そのため、引っ越し前になるべく挨拶回りをし、同時に引越し日を伝えることが重要です。
新居の換気や掃除
新居は、完成した直後であっても意外にホコリがたまります。そのため、まずはしっかり換気と掃除を行い、その上で家電や家具を搬入するようにしましょう。
また、部屋を隅々まで掃除することで傷や施工不良を発見しやすくなります。万が一、傷や施工不良を見つけた場合には、すぐに建築会社へ連絡する必要があります。
したがって、新居はなるべく早めに掃除しておきましょう。
エアコンの取り付け
使用中のエアコンを移設する場合、すぐに使えないケースがあります。
機種によっては、室外機を置く位置が難しくなるケースもあるため、エアコンの取り付けは引っ越し前に行い、不具合があればすぐに対処できるよう準備しておくことが重要です。
新築に引っ越しするための手順
この章では、新築に引っ越しするまでの手順や流れを表にまとめました。
前述した手続きや、準備がどのタイミングで行うべきなのかを把握するためにも、以下を把握しておきましょう。
実施するタイミング | 手順 |
引っ越し3週間前 |
|
引っ越し1~2週間前 |
|
引っ越し1週間前 |
|
新築の引っ越し前のやることに関するよくある質問
この章では新築の引っ越し前のやることに関するよくある質問について、解説します。
- 新築の引っ越し前に買うものは?
- アパートから一軒家へ引っ越す際にやることは?
- 新築への引っ越し時に行うよくある縁起担ぎは?
順番に回答します。
新築の引っ越し前に買うものは?
賃貸から新築に引っ越す際には、これまで使用したものが使えなくなる可能性があります。
最低限、以下に挙げるものはなるべく事前に購入・用意しておきましょう。
- カーテンとカーテンレール
- 自動掃除機と食器洗い機
- ジョイントマット
また、旧居では気にならなかった部分が、引っ越し後に気になってしまうケースもあるので、家族や知人などに相談しながら、事前に必要なものをリストにまとめておきましょう。
アパートから一軒家へ引っ越す際にやることは?
アパート住まいから一軒家へ引っ越す際には、不用品の整理を済ませておきましょう。
新築当初は、荷物に対して部屋数を持て余す傾向にありますが、長期間暮らしていると「スペースに余裕があるから大丈夫」と安心してしまい、物が溜まりがちです。
上記を加味した場合、引っ越しの際に不要と判断したものはあらかじめ処分することをおすすめします。
新築への引っ越し時に行うよくある縁起担ぎは?
新築への引っ越し時によく行われる縁起担ぎは、主に以下の通りです。
- 大安に引っ越しする
- 万年青を北東側に置く
上記は、具体的な効果が得られるわけではないため、日程や家具の配置などの条件が合えば実施を検討する程度と認識しておきましょう。
新築の引っ越しで後悔しないためには優先順位を見極めよう
新築を購入し慣れない場所でスタートするためには、やっておくべき手続きと準備、そして手順を知っておく必要があります。
アイムの家では、お客様に寄り添いながら、最適な家づくりのプランを提案いたします。新築を検討していて、引っ越し後に安心して新生活を送りたい方は、ぜひ一度アイムの家にお問い合わせください。
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※金利や制度は2023年2月時点のものです
コラム監修者情報
木場昌也
二級建築士/ 1級施工管理技士
【現場管理】注文住宅・店舗 110棟
【販売】注文住宅 79棟
入社歴23年。8年現場監督経験を経て営業職に。
震災後は県内の品質管理、着工数の平準化を図るため工事管理職に従事。また注文住宅の安定供給、品質賞の受賞に携わる。
その後、ZEH普及、高気密・高断熱商品の開発、販売、店長職を兼任。