住みやすい家の特徴とは?建てるコツや間取り例もわかりやすく解説
マイホームの建築は人生の大きな節目です。
ほとんどの人にとって住宅の購入は人生で1度か2度の大きな買い物となるので、家族にとって住みやすい家を作り上げたいですよね。
今回は住みやすい家の特徴を紹介し、家を作るときのポイントについて解説します。
「アイムの家」で扱っている住宅の実例も掲載しているので、家作りの参考にしてみてください。
そもそも住みやすい家とは?
せっかく注文住宅を建てるのであれば、住みやすい家が良いですよね。
しかし住みやすい家の条件は何があるでしょうか。
住みやすくなる条件はいくつもありますが、最低限のところでいうと「家の中の温度」があります。
どれだけ良い建材や設備を使っていても夏は暑く冬は寒い家では住みやすいとは言うことはできません。
そのため家の気密性や断熱性を高めるのは住みやすい家を作るにあたって重要な役割だと言えるでしょう。
住みやすい家の特徴5つ
住みやすい家を作るにあたって、住みやすい家の特徴を知っておきましょう。
住みやすい家には以下の5つの特徴があります。
・開放感のある空間
・自分のライフスタイルに合っている
・フリースペースが設けてある
・収納や生活動線の効率がいい
・子育てがしやすい環境
特徴を押さえて住みやすい家づくりをしましょう。
開放感のある空間
開放感がある家では家族のコミュニケーションが円滑に進み、家庭内の雰囲気が明るくなります。
開放感のある空間を作るにはあえてひとつ部屋を減らして広いリビングにしたり、吹き抜けを設けたりするのがおすすめです。
自分のライフスタイルに合っている
家庭ごとにライフスタイルが異なるため、自分の生活に合わせた家づくりをする必要があります。
それぞれのライフスタイルに合わせることによって、長く暮らしていても飽きることがなく、もっと暮らしたいとさえ感じることでしょう。
夫婦二人だけで暮らすのなら、リビングを温かみのあるインテリアで演出してゆっくりできる空間にするのがおすすめです。
フリースペースが設けてある
自分の家の中ですが、自分ひとりだけの時間も大切にしたいですよね。
家の中にフリースペースがあると、趣味に使う空間にしたり、ひとりで読書する空間にできたりします。
またお子さんも思いっきり遊べるスペースがあると嬉しいはずなので、フリースペースをお子さんの遊び場として活用するのもいいでしょう。
収納や生活動線の効率がいい
生活動線や収納は住みやすさに直結する要素です。
例えば朝の慌ただしい時間では家族全員が一斉に朝の支度を始めます。
生活動線が考えられていないとキッチンやトイレ、洗面所など室内のあらゆるところでストレスが発生します。
実際に生活している場面を想像して生活動線を整理するとスムーズに家族全員が支度でき、住みやすい家を作ることができます。
さらに家の中を移動しやすいように十分な収納スペースを作りましょう。
収納が不足している家では物が散乱してしまい、片付けにストレスを感じてしまいます。
居住する空間と収納スペースのバランスは難しい問題ですが、屋根裏や階段の下などのデッドスペースを活かして、収納スペースを確保しましょう。
子育てがしやすい環境
子育てがしやすい環境を整えると家は一気に住みやすくなります。
例えば1階にリビング、トイレ、お風呂、収納、キッチン、ベッドルームをまとめることで1階だけで生活できるようになります。
1階だけで生活できると階段の移動がなくなり、時間と手間を省くことができます。
さらにお子さんにとっても階段を利用する必要がないので家庭内の事故が少なくなります。
また吹き抜けを作るのもおすすめです。
子育てをしていると「子どもから目は離せないけど家事はしないといけない」という状況は多いと思います。
吹き抜けがあれば、お子さんが2階にいても1階から会話できたり、様子がうかがえたりするので、目を離している間でも家事が行えるでしょう。
住みやすい家を建てるコツ4選
住みやすい家を建てるには以下の4つのコツを押さえておきましょう。
・実際の生活をイメージする
・時間に余裕を持たせる
・現状の不満をリストに書き出す
・実績のあるハウスメーカーに相談
それぞれ詳しく解説していきます。
実際の生活をイメージする
ある程度建てる家のプランが決まったら、平面図などを見ながら実際の生活をイメージしましょう。
細かくイメージすることで毎日の生活で使う動線をより便利にでき、「ここに洗面台があったほうが便利」「この位置にコンセントが欲しい」など改善点を発見できます。
改善するところ見つけるほど、住みやすい家に近づけることができるでしょう。
時間に余裕を持たせる
住みやすい家づくりに焦りは禁物です。
焦って妥協した結果家族のライフスタイルとかけ離れた家ができてしまったら、元も子もありません。
時間をかけるほど住みやすい家が作れるわけではないですが、家づくりにかける時間は余裕を持たせましょう。
妥協せず住みやすい家を追求することで、将来助かることがあるでしょう。
現状の不満をリストに書き出す
漠然と住みやすい家を作りたいと思っても「何から始めればいいの?」と思うでしょう。
そんなときは現状の住まいの不満をリストアップしてみましょう。
今住んでいる家や昔住んでいた家の不満点を解決することで、住みやすい家にどんどん近づけられます。
小さな不満でも、気づいたときにメモをとっておきましょう。
実績のあるハウスメーカーに相談
住みやすい家を作るには家づくりを行なうパートナー選びも重要です。
何度も打ち合わせを重ねて理想の家を作っていくので、実績のあるハウスメーカーに依頼しましょう。
ハウスメーカー選びは相性が重要で、「この会社に家作りを任せたい」と思うようなハウスメーカーを選びましょう。
住みやすい家の間取り例
「アイムの家」では、お客様の暮らしに寄り添った住みやすい家づくりのお手伝いをしています。
下記のような住宅を扱っているので家作りの参考にしてみてください。
家族がより快適に暮らせるこだわりの住まい
住んでいた家の不満点を書き出すと要求はかなりシビアになります。
しかし「anew」はそんなシビアな要求にも柔軟に対応できるシリーズです。
間取りやデザインはもちろん、生活動線をすみずみまで考えて家族の希望や夢が叶えられるでしょう。
光と家族のぬくもりに満ちた空間
「I’ms+1」では各居室を広めに確保しているため、お子さんが複数人いてものびのびと暮らせるでしょう。
またウォークインクローゼットも完備しているので、収納も便利です。
開放感溢れるゆとりの住まい
「敷地に限りがあったとしても庭は諦めたくない。」
そのようなお客様の要望にお応えするために「Sky」は誕生しました。
太陽が降り注ぐ屋上のスカイバルコニーはガーデニングはもちろん、ホームパーティーも楽しめます。
シャープな感性とスタイリッシュなデザイン
「Mode」はシンプルなデザインながらもスタイリッシュに演出されているシリーズで、すっきりとしたフォルムがどのような街並みにも映えます。
住みやすい家に関するよくある質問
住みやすい家について解説してきましたが、これから住みやすい家を作る人からよく聞かれる質問を紹介します。
よくある質問は以下の3つです。
・住みにくい家のストレス解消法はある?
・古い家をおしゃれに見せる方法は?
・住みにくい部屋の特徴は?
それぞれ解説していきます。
住みにくい家のストレス解消法はある?
住みにくい家で日々生活を送っているとストレスが溜まることもあるでしょう。
そんな日々のストレスを解消するにはリフォームするのが手っ取り早いです。
リフォームを行なう際に今までの不満点を洗い出し、改善しましょう。
またリフォームを行えない場合でもインテリアを揃えて、生活しやすくなる設備を整えることで、ストレスを軽減することができます。
古い家をおしゃれに見せる方法は?
古い家には少しネガティブなイメージがあります。
しかし、見せ方をちょっと変えるだけでおしゃれに変身させることが可能です。
ポイントとしては全てを作り直すのではなく、レトロな部分を活かすといいでしょう。
また、古民家カフェのようにおしゃれに見せたいのであれば、生活感につながる物は隠しましょう。
脱ぎっぱなしの服やゴミ箱があるとおしゃれなインテリアアイテムが引き立たなくなります。
住みにくい部屋の特徴は?
住みやすい家の特徴を解説してきましたが、反対に「こうすると住みにくい」という特徴もあります。
住みにくい家には以下のような特徴があります。
・洗濯機から洗濯物を干す場所までの動線が長い
・収納が少ない
・玄関が狭い
工務店やハウスメーカーは家作りのプロですが、家庭ごとのライフスタイルや好みまでは分かりません。
したがって、自分から不満点や改善点を見つけて提案を行なって、住みやすい家を作っていきましょう。
まとめ:自分のライフスタイルを想像しながら住みやすい家を実現しよう
住みやすい家を作ることができれば、今だけでなく将来の自分にとっても生活しやすい環境となるでしょう。
自分たちの暮らしに合った家を作ることによって家族みんなが暮らしやすい環境を整えられます。
家づくりを始めるのであれば、今住んでいるところの改善点をメモして、時間に余裕を持って取り組みましょう。
「アイムの家」では、お客様のライフスタイルに合わせた新築注文住宅を提供しています。
豊富な経験を活かして、快適な家作りをお手伝いします。お気軽にお問い合わせください。
※金利や制度は2022年2月時点のものです
コラム監修者情報
木場昌也
二級建築士/ 1級施工管理技士
【現場管理】注文住宅・店舗 110棟
【販売】注文住宅 79棟
入社歴23年。8年現場監督経験を経て営業職に。
震災後は県内の品質管理、着工数の平準化を図るため工事管理職に従事。また注文住宅の安定供給、品質賞の受賞に携わる。
その後、ZEH普及、高気密・高断熱商品の開発、販売、店長職を兼任。